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【デジモノ通信！～デジタル家電の最前線情報 #40】格安ノートパソコンを選ぶ
発行部数 280部
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おはようございます！

今週ももう金曜日ですね。
あと1日頑張りましょう！！

今回は、超格安ノートパソコンの話題です。
今、パソコン業界で一番ホットな話題。

以前の記事で、大ブレイク寸前と予告したミニノートパソコンが
凄い事になってます。
まさに大ブレイク状態です。

ここに来て、普通のヤフー記事にも取り上げられるようになり、
各パソコン関連雑誌でも特集を組んで取り上げています。

名前も、私が書いた頃はミニノートパソコンと呼んでいましたが、
「ネットブック」と言う専用の名前まで付きました。

ちょっとこの「ネットブック」についておさらいしておきましょう。

まず、値段が安い！と言うのが特徴です。
安いもので4万円台。
ちょっと前には、E-Mobileに加入すると、100円なんて値段まで付いてました。

4万円で、持ち運びに便利なノートパソコンが買えるんですから、
良い時代になったものです。

ネットブックパソコンと呼ばれるパソコンの他の特徴も一緒に書いておきますね。

（１）価格は4万円台から7万円台。
（２）サイズはB5ノートパソコンの奥行きが2/3程度。
（３）ディスプレイは横が1024、縦が600が多いです。横長ですね。
（４）重さは、約1Kg。これ持ち運びには最高に良いです。
（５）ハードディスクの代わりに、SSDと言う不揮発メモリを使っている機種もあります。
（これも、以前の記事で紹介しました）
衝撃にメチャクチャ強いです。但し、ASUSTeKのEeePCなどの様にCドライブ8ギガバイト（普通80ギガ）
なんていう機種もあるので、注意してください。
（６）CD/DVDドライブなどはなし。
（７）Webカメラが付いている機種もあります。
（８）無線LANを搭載しています。
（９）バッテリーの容量は2-3時間が殆どです。
（１０）OSはWindows XPです。
（１１）メモリは1ギガバイトが多いです。
（１２）CPUはアトムと呼ばれるインテルの廉価版CPUを搭載しているモノが殆どです。
周波数は1.6ギガヘルツ


ちょっと古いノートパソコンなら、こちらの方が性能が上だったりするんじゃないでしょうか。

で、ですね。
ここからは、私なりにコメントを入れてゆきますね。
（実は私も買いたくて、いろいろと調べています）

まず、SSDですが、これは必須ですね。持ち運びする場合には、凄く便利です。
粗雑においても壊れたりしませんから。
だけど、まだまだ、SSDは発展途上段階にあります。
SSDだと16ギガバイトだけど、ハードディスクなら80ギガバイトなんていう風になってます。
個人的には、40ギガはないとちょっときついので、ここは、
32ギガ、あるいは、64ギガバイトのSSD搭載まで、ネットブックは待とうかなんて考えてます。
それまで、どれだけ掛かるのか？
それは、ムーアの法則ですから、2,3年で倍の容量に進化してゆきます。

次のポイントとしては、ファンレスですね。
静かですから。
これも、個人的には外せません。
今のところ、デルのネットブックくらいしか無いんですが、他のメーカも
ファンレスにして欲しいです。

それから、Webカメラ搭載。
スカイプが気軽に出来るって言うのは、いいです。
まだ、やっていない人は、やって見てください。
メチャお勧めです。

あと、バッテリーの持続時間ですね。
これも、8時間とかにして欲しいです。今のところ、8時間のものは、
ASUSTeKという台湾の会社が出しているEeePC-901Xだけです。

OSはもちろんXPでキマリですね。Vistaなんて遅くてダメです。

こんなところですね。
まだ、出来ていない項目を挙げると、

まだ、出来ていない項目は、SSDで32ギガ以上だけでしょうか。
他は、全てハマっている機種が無い状態です。
あれは良いけど、これはダメって感じです。

毎日の様に、新しいネットブックが発表されています。
今週も、ASUSTeK、サムソン、そして、ついに

昨日、NECからも「LaVie Light」と言う名前で発表されました。65,000円です！
↓
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1016/nec.htm

その他のメーカのものは、全てここに記載されています。まだ、NECは載っていませんが。
↓
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/link/umpc.htm

サムソンは持続時間が9時間と長いです。
重さが1.4Kgとちょっと重いけど、ディスプレイも10.1インチと大きいし、
欠けているのはファンレスだけですね。
これで、ファンレスなら買いかな。

あっ、あと、ディスプレイを綴じた状態で電源オンできないとダメですね。
理由は、編集後記で。。。


ホント、自分も買いたいので、良いのが出たらまた、紹介しますね。

■編集後記

ネットブックを家で使えないかとも思っています。
だけど、画面が小さくて見づらいんじゃないかって思うでしょ。


ところが、大きく使える方法があるんです。

それは、外部ディスプレイに映しちゃえって事です。

ノートパソコンには、大抵、外部ディスプレイを繋げる端子があって、
その解像度は、超大型に出来るようになってるんですよ。

つまり、家では22インチとかの大型ディスプレイに映して使って、
外では、軽快に使うって事になります。

キーボードやマウスもUSB端子に繋げば、普通のパソコンとして使えますよね。

えっ？そこまでする必要はあるかって？

だって、ファンレスだから、メチャクチャ静かなんですよ。
これだけとっても、価値ありじゃないですか。

もちろん、ビデオ編集とかのヘビーな事は出来ませんけどね。
普通はやりませんよね。
まぁ、ブログを書くとか、せいぜいやっても、YouTubeを見るくらいでしょ。

それくらいなら、ネットブックで十分な訳ですよ。

超格安で盛りあがるネットブックをパソコン業界では、
「パンドラの箱」と呼んでいます。
手を出してはいけない領域だったんです。
既に全ノートパソコンの内、2割程度はこのネットブックが売れているとも言われています。
12-3万円だったノートパソコンの売れ筋価格帯は、今、7万円とかになろうとしています。
これにつられて、高機能のノートパソコンの値段も下がる可能性は大ありです。

今まで台湾メーカーのものが多かったのですが、ここにきて、東芝、NECと発表しています。
他のメーカーが黙ってみている訳はないですよね。

これで、ノートパソコンの業界地図は、一気に塗り替えられる事でしょう。