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【デジモノ通信！～デジタル家電の最前線情報 #85】太陽光発電はいつ始めれば？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発行部数 370部
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こんにちは！

明日からゴールデンウィークですね。

で、今、一番の関心事は、やっぱり…

どうなる日本の電力！！　でしょう。

あれっ？

違う？？

だってさー。あのヤシマ計画（輪番停電とも言う）やりますよね。たぶん今年も…


と言うことで、今、私達がせめて協力できる事は、「太陽光発電を屋根に上げる事！」でしょう。

と勝手に思った私は、色々と太陽光発電について調べてみました。
まぁ、マンションとかアパートに住んでいる人には関係ないけどね。

まずは、気になる電気の買取価格推移から。

いつ設置するのが得なのかぁ？

発電した電力の買取価格は、設置の時期によって異なるんですね。
同じ様に発電しても買い取ってくれる価格は異なるわけ。
一昨年設置した人は、48円でしたが、昨年42円へ下げられ、今年設置する人は、36円になる線が有力。
ちなみに買電は、24円くらいです。
（昨日あたり42円で買取とでかでかと新聞に載っていましたが、アレは出力10KW以上の大規模の場合であって、
一般家庭の屋根にはせいぜい5KWしか載らないので関係ないと思います。）

と言うことは早く設置した方が得かぁ？？

そもそも、この時代、電力会社に寄らず、自分で発電した電力を自分で消費するのが一番得じゃないかぁ？？

と言う考え方もあるかもしれませんが、それは全くの誤りです!!

発電した電力の買取は余剰電力分に対して行われるんですね。
例えば、昼間5KW余って、夜間5KW使ったとすると、プラスマイナスゼロですが、
昼間の売電価格は高く、夜間の買電価格は安いので、利益が出ます。
自分で発電した電力を自分ですべて使うという考えなら利益はゼロですけどね。

逆に言えば、昼間発電した電力を使うということは、48円で売れるのに使ってしまうって事なので、
バカ高い電気代と言うことになります。

あー、やっぱり48円の時に設置しておけば良かった…と思うかもしれませんが、
大丈夫です。

なんでも、ソーラーパネルは、既に昨今の液晶テレビの様に価格下落が激しく、メーカーは体力勝負に突入。
倒産するメーカーも出てきているんだとか。
この1年で4割位ソーラーパネルの価格は下がったとも言われています。

だから48円時代に設置した代金を返済したローン残高より、
42円時代に設置した人の残高の方が少ないって事になったりするわけですね。

でも、やっぱり、48円と42円の差6円は大きいって思うでしょ。
だけど、この差も10年間だけなんです。
その後は、48円の人も42円の人も36円の人もみ～んな、24円（買電価格と同一）とかになりますから、ご安心を。

たぶん、ここを勘違いして設置している人って多いんじゃないでしょうか。

毎月の売電価格を見て、ニッコリしている人も、設置後の10年間だけなんですねぇ～。


さて、価格面はこれくらいにして、ここだけは知っておかなければならないリスクを
教えましょう。

リスク？って、購入価格を売電で回収できない！？って事？

違います。


もっと、重要なリスクが実はあるんです。


太陽光発電と一言で言うけど、
1.ソーラーパネル
2.パネルを載せる架台
3.発電した電気を売電できるように変換するコンバーター
から成るんですね。

ソーラーパネルって言うのは、本当に電化製品と言う感じで、一枚の板なんです。
つまり、イメージ的には、ベニヤ版って感じ。
大きさも重さも同じ様。
ベニヤ版を何枚も、そのまま屋根に載せたら、風で吹き飛んでしまいまいますよね。
なので、パネルを固定する「架台」が必要になってくる訳。
じゃ、架台は何で固定するの？って事になりますよね。

そーなんです。
太陽光発電を始めようと思った時に一番注意しなければならないのが、この架台なんです。
素人的に考えると、ネジで止めればいいじゃない？って思いますよね。
で、瓦に無理やりドリルで穴を開けて、ビスで留めて、防水処理を施す業者がいます。
だけどですよ。屋根なんて10年以上屋外で放置な訳ですよ。
大体7～8年で雨漏りしてくる見たいですね。
だから、屋根には絶対に穴を開けさせては駄目！！ココは絶対に譲れないポイントです。
ヤバイかもしれない施工
↓
http://youtu.be/Kg5OHGWMM3k

ちゃんとした施工は、一旦瓦を外して下に土台を補強して、瓦の下の隙間から架台の取り付け具を
出す感じにします
↓
http://youtu.be/sK4uEiTbqwQ

そうです。リスクとは雨漏りの事。

「太陽光発電　雨漏り」で検索してみてください。
↓
http://okwave.jp/qa/q7433129.html

さて、この架台。
どこのメーカーのソーラーパネルでも固定できるわけではないんです。
ソーラーパネルのメーカーは、シャープ、京セラ、パナソニック、三菱、ソーラーフロンティアとか
いろいろあるんですが、パネルの大きさが皆違うんです。
板の大きさが違ってくれば四隅の固定位置も違ってくるわけで、
当然、架台を固定する間隔も異なってくるわけです。

出来れば、屋根には出来るだけ沢山のソーラーパネルを載せて発電させたいですよね。
だから、屋根の大きさ・形で一番沢山ソーラーパネルを載せられるメーカー・機種が最大公約数的に
決まるわけです。
そして、そのパネルを固定できる架台も決まりますが、架台とソーラーパネルの組み合わせも相性があって、
どんな架台・ソーラーパネルでもＯＫと言うわけにはゆきません。


ついでにコンバーターについても書いておきましょう。

これにも変換効率があって、各社異なり、これまたソーラーパネルと組み合わせできるメーカーが決まっています。
何でもソーラーパネルの効率は、パナソニックが一番良いが、コンバーターの変換効率が悪いので、トータルで見ると
平均とかね。そして、寿命があって10年くらいしかもたないんだとか。
10年間コツコツ売電して、10年後にコンバーターが故障してドカンと又、ローンとかね。
大抵10年間保証なので、ギリギリで故障してくれると有り難いですが。

で大きさが又デカい。
通常、ブレーカーの近辺につけますが、エアコンを縦に2段置いたくらいの大きさがあります。
どこに付けるんだ！こんなデカいものってくらいありますから、それなりの覚悟が必要でしょう。
又、夏場などは結構コンバーターそのものが熱くなるようです。
でも、外壁に付けられるのはシャープ製のコンバーターだけで、屋外なので故障が多いとか。

と言うわけで、今回は色々と書いてしまったので、
最後の方は読み飛ばしたと思いますが、
これを読めば、太陽光発電の基礎知識は十分と思います。

今は、全くその気が無いけど、あるときふと思い立った時には、読み返してみてください。

と言うことで、今回は、

「太陽光発電はいつ始めれば？」をお送りしました。

特に「雨漏り」には注意が必要です。

お金は無いけど、太陽光発電をして貢献したい人。
DMM.COMでは自己負担金8万円で、太陽光発電を載せられ、10年間は売電の2割だけ貰え、
11年目からは全額もらえます。
興味のある人はコチラから。
↓
http://www.dmm.com/solar/personal/

でも審査が厳しくて、申込の3割くらいしか許可が下りないそうですけどね。

■編集後記

前回、携帯の学割について、調べつくし、子供の携帯をMNPで機種変する計画でしたが、
失敗したことをここに報告いたします。

て言うか、前回のメルマガに重大な誤りがありました。m(_ _)m

それは2年縛りの期間です。

息子の携帯はauで、docomoに変更しようと、機種を決め買う気満々で窓口に行きました。
MNPで機種変をするには、今使っているキャリア（au,softbank,docomoなど）で「MNP予約番号」と言うのを
貰わなければなりません。

息子の携帯は2年前の3月に契約、4月になったので、auの窓口に行って「MNPで機種変したいので、解約したいんですけどぉ」
と言ったところ、「お客様。解約が無料で出来るのは先月で、今月は9,975円掛かりますが…」と言われてしまいました。
「えっ！？」
「2年縛りの期間ってdocomoと違うの！？」と言ってしまいましたが、ジタバタしても仕方が無い。
窓口の方が正しいに決まっています。
妻からは、「普通2年と言ったら、先月だよね」と駄目押し。

息子にどうする？って聞いたら、「じゃ、買わなくていいよ」との返事。

家に帰って、docomoとauの2年縛りの記述を見比べました。
そしたら、auは3月→3月なんだけど、docomoは3月→4月なんですね。

やられたー！！

ついでにwikiで調べたら、ちゃんと「注意が必要」とまで書いてある。

あーっ、なんと言う失敗。

買う気満々だった息子に「ごめんな」って謝ったら、「いいよ」って返されました。

こういうところは、良くできた息子です。

皆さんも注意してください。

2年経ったらキャリアの窓口で聞いてみるのが確実でしょう。